プログラム開発元のメリット
見積書、請求書などの各種ドキュメントのPDFファイルをインターネットもしくは企業間エクストラネットで配布しようした場合、なりすまし、もしくは偽造の危険にさらされることになります。しかし、日本ベリサインの電子署名技術を利用することにより、文書の作成者となる組織の実在性と文書の内容が改ざんされていないということをダウンロードする利用者に提供することが可能となります。電子署名は法律的にみてもその「原本性が保証」されるように整備されています。
ドキュメントサイニング用 Digital ID は、ベリサインが定めるClass 3 のDigital IDとして各種ドキュメントを作成・配布する法人組織向けのDigital ID ということになります。 このクラスのDigital ID は、紙でのドキュメントの押印と同等レベルの保証を行なえるように設計されていますので、作成・配布する組織の実在性を保証、つまり電子ファイルを正式文書として配布できるのです。配布 ドキュメントにドキュメントサイニング用 Digital IDを署名することによりドキュメントの偽造を困難にするのです。正式文書をインターネットを介して送受信することを可能とするので、印刷や郵送にかかるコストや時間を大幅に削減することができます。
ドキュメントサイニング用 Digital ID は、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社の 「三菱電子署名ソフトウェア Misty Guard 」署名/検証ツールを使用して、PDFファイルに対して署名することができます。
署名ツール |
署名ファイル |
価格 |
三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社
三菱電子署名ソフトウェア
Misty Guard |
PDFファイル |
94,500円(税込)
※1年間有効
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プログラムをダウンロードする利用者へのメリット
PDFドキュメントは、紙で郵送・配布・保管していたドキュメントを電子化し、インターネットやCD-ROM等の媒体を通じて容易に流通できるように考慮された電子ドキュメントファイルです。これらPDFドキュメントの作成・閲覧には、Adobe社のAcrobat Family製品の利用が考えられますが、ベリサインのドキュメントサイニング用Digital IDと三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社の電子署名検証ソフトウェアSigned PDF製品とを併用すると、紙での書類・文書における「手書署名および捺印の手段」と、「それを確認する手段」に相当する機能がPDFドキュメントで実現できます。
PDFドキュメントに、 ドキュメントサイニング用 Digital IDで電子署名が施されている場合、利用者はインターネットを含む経路が何であったとしても、そのPDFドキュメントの原本性(改ざんやすりかえがない状態)を確認し、作成者が誰なのかを識別することが可能になります。
PDFドキュメント作成者は作成者身のDigital IDと電子署名技術を用いて、特定のPDFドキュメントに次の情報を付けて配布することが可能になります。
- ドキュメント作成者の情報(電子証明書の情報)
- ドキュメント内容の改ざんを検知するための情報
- ドキュメントに電子署名を実施した日時 など
利用者が様々な経路で入手したPDFドキュメントを正しいものであるか否かを区別するための信頼できる判断材料をベリサインは提供しているのです。
PDF ドキュメントに付随するドキュメントサイニング用 Digital IDの確認は、三菱電子署名検証ソフトウェアSigned PDF Verifierを使用して行います。ドキュメントサイニング用 Digital IDの確認方法、操作手順、ソフトウェアのダウンロードついては三菱電子署名検証ソフトウェアSigned PDF Verifierの製品紹介ページをご覧ください。
参考例1) PDFドキュメントに電子署名が付与されている場合
参考例2) 電子署名の検証結果の表示
参考例3) 証明書情報の表示